コンタクト

地球外の知的生命体とコンタクトするというSFです。
主演のジョディ・フォスター、今回も知的な女性役、はまってますね。

この映画のストーリーそのものに対する評価や感想はさておき…。
ストーリーの中で主人公エリーが訪れる不思議な日本。…ハリウッド的です。

NASAでは、宇宙人とコンタクトを取る為に建設されたポッド(?)がテロリストによって破壊されてしまい、エリーもがっくりしていたのですが、実は日本の企業がお金を出して、秘密でもう一つポッドを作っていた!という話の流れになり、エリーはポッドの搭乗者として日本にやってきます。

この映画は、決してお笑いではなく、ストーリーの破綻もなく、笑いをとるために意図的にふざけたような部分なんかも全然なくて、いたって深刻で真面目で哲学的なお話なんですけど、やっぱりハリウッドの描く日本はたまりません!

エリーが訪れたのは北海道。ロシアから丸見えなんでは?という位置に第二のポッドは建設されています。
エリーが滞在しているのが、基地なのか、船内なのかいまいち釈然としませんが、とにかくその部屋のインテリアが楽しいです。

全体的にはホテルの一室のようなのですが…、壁には掛け軸、そして掛け軸の前には鏡餅!(床の間には見えないですが、アレは床の間なんでしょうかね?)
さらには鉄瓶や破魔矢なんかもあったりします。仏壇のような蝋燭も灯されてます。
活けられているお花は日本らしく椿の花ですが、幸い仏壇はなかったので、これはまぁ変ではないです。
でも、エリーが着ている寝巻きは超、変です。
最初、私は白いバスローブかと思いましたが、違いました。
あれはどう見ても白装束です。別名死装束ですよね。

天下の大女優ジョディさんは、盆と正月がいっぺんにやってきた不思議な空間で、白装束を着せられているんです。お気の毒に。
さらには、そんなエリーを迎えにやってきた2人の兵隊(?)も死刑執行人のような不吉な雰囲気です。ニコリともしやがりません。
こいつらがまた、ヘンテコな格好です。日本なのに、自衛隊員ではなく、でも職業軍人風の衣装です。ヘルメットにはエルメスのようなHのマークが入ってますけど、北海道のHでしょうか?
それとも、こいつらはバブリーな日本企業の私設軍隊でしょうか?!

なんで、こんなことになってしまうのでしょう?
アメリカには、たくさんの日本人や日系人がいるはずなのに!

でも、日本ぽいというか、日本の品物は集めて並べてるわけですよね。
だったら、全然調べてないってこともないのかな?

…うーん、きっとこうなんじゃないでしょうか。

監督:「日本人に取材したい」
スタッフ:「わかりました。日本人を連れてきます!」
スタッフ、友人・知人に聞きまくる「日本人を紹介してくれ!」
友人A:「OK!ジョン(適当)!知り合いの日本人を紹介してやるぜ!」
そして、連れて来られる日系3世。
生まれも育ちもアメリカン。日本語喋れないけど、名前はTANAKA、外見は生粋のモンゴロイド。
「僕は日本人なんだ!日本にいっぱい親戚がいるよ!小さい頃2度日本に行った事あるよ!」

こんなミスターTANAKAに取材したとしたら…、掛け軸の前に鏡餅があっても不思議ではないかもしれませんね。
だって、日本に行ったときはお正月と葬式(あるいは法事)だったって、すごくアリそうな気がしますもの。
まー、私の妄想ですが。

なにはともあれ、ジョディはビューティホーでした。

posted by 玉輿屋きよ葉 at 14:43 | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする