賛否両論の映画ですが・・・
美しいといえば美しいですね。でも、違うやろ!といえば・・・ハイ、これは日本じゃないですねー!そう!とってもハリウッド的です!!
そもそも、一番ヤリ玉にあがっている「なんで中国人が演るねん!」ということより、私はまず、舞妓やるにはチャン・ツイィー年とりすぎ!!ということを言いたいです。。。舞妓にさゆりって名前も変ですしね〜。
原作を読んでないので本来の話のほうの出来はわからないのですが、映画に関して言えば、花柳界を描くには勉強不足すぎなんじゃないでしょうか?と思います。
ハリウッドの大好きな「NINJA」と同じくらい「GEISYA」もかなり間違えた解釈をされてるのは承知の上ですケド。
まぁ、よくあるオバカ映画の女体盛り系のノリの芸者でないだけマシですが、それでもやはり、この映画でも芸者と遊女の境目がよくわかってらっしゃらないところが全体的にイタイです。
あんな、だらしない置屋さんて・・・現存する置屋さんに対して失礼ですよ。あれじゃー遊郭みたいです。(でも悲しいかな、その違いがわからない日本人も大勢います)
着物も髪型も、スターウォーズか!と思うような部分がありましたしね〜。そんなとこでそんな踊りしないっしょーとか、歌舞伎ですか?とか、祇園にニワトリ?とかも思いましたし、なんで孔雀?の中華風の庭とかもちょい気になりましたねー。
英語で撮るんだったら、変に日本語混ぜないほうがいいような気もしましたが・・・我々日本人にしてみれば、祇園の芸妓さんたちと京言葉はセットなので、やっぱり英語では雰囲気でませんでしたね。
でも、これもキル・ビルと同類項の映画と思ってみれば、楽しいじゃないですか!納得いかないトコ全部、端折れば、確かにキレイですよ。
監督の妄想の日本!そういうことにしときましょう!
大金をかけて作り上げた日本のようなカンジの世界。
願わくば、タランティーノのように、「これはホントの日本じゃないよーん」と公言していただきたいものです。
だって、コレを観た諸外国の方々が「芸者=売春婦」と勘違いされるのだけはちょっと笑えないので。
少女時代のチヨ役の大後寿々花ちゃんは良かったですね。大きくなればチャン・ツイィー的な顔になりそうだし、演技もすごく上手でした。
音楽も良かったと思います。ただ、あの曲で芸妓さんがくるくる踊るってのはやはりNGですケドね!



